2014/07/02

ココナツミルクの作り方。というか、取リ方。

削ったココナツをボウルに移して、
お湯を注ぐ。(おもいっきり熱湯じゃなくてもよいと思う)

手が入るくらいの温度になるまで、お玉で押したりしてこしだす。




手を入れても平気な温度になったら、ココナツを掴んでギュッと絞り、カスを隣のボウルに入れてゆく。
最後はざるでザッと越しながら容器へ。

1番絞りのココナツミルク完成。(右側はざるを通す前)




お湯を沸かして、2周り目開始。




左のボウルにお湯を入れ、絞って右のボウルに搾りかすを入れる。




最後はザッとざるで越しながら絞りだす。
2番絞りのココナツミルク完成(左)




容器に移す。
下が1番絞り。既に分離して固形物状のものが浮かび上がってきてますね。
この部分がココナツクリームと呼ばれている。

かき混ぜでミックスしてる状態をココナツミルク、
分離後の上の濃厚なクリーム状の部分をココナツクリームと
分けて呼んでいるようです。

そういや、スーパーでココナツミルクの缶とクリームの紙パックを両手に、
クリーム?ミルク?何がどう違うの?と途方にくれていたこともあったなあ...




で、最後に残ったカスですが、そのまま捨ててしまうのも忍びなく、
何かに使えるはず!と調べてみましたが、コレだ!というのに出会えませんでした。

クッキーとかに利用することもできるけど、
どんどん出てくるし、利用が追いつかないおからみたいな存在なんだろな。

ちなみに複数の人に聞いたけど、普通に捨ててるそうです。



ここまで、ココナツミルクの作り方。というか、取リ方。

原理は単純なことなんだけど、ココナツミルクがこうやって出来てる事自体、
今ここで初めて知った人、少なく無いと思う。

ココナツを切って注いだら、まんまココナツミルクが出てくると思ってたわ...という人、挙手(´A`)ノ

缶切りで開けて注ぐだけ、お湯に溶かして混ぜるだけ…と比較すると
なんとも手間なこと!!

ココナツミルク要ると聞いて、缶でいっかーと、
思ってしまうあたり、マダマダなんだろうな。

( ˘⊖˘) 。o(キモチに余裕のあるときだけやる)


MEMO:

市場で売ってるココナツを買うとき、微妙な大きさの違いで値段も違う。
大・中・小とあって、いつもは小(削り作業付きで50円くらい)を買う。

“ミルク”と言うが、だしを取る感覚。

1番ココナツ出汁。2番ココナツ出汁みたいな。
(3番まで取る人もいるみたい)

キッチンもココナツが散らばってまあまあな一仕事。

なのに手間をかけて絞った分、劇的に美味しい!というのは無かったな。
ココナツミルク缶やパウダータイプのインスタントココナツもあるし‥・

あるとき、絞りとったココナツミルクを冷蔵庫で一晩おいてみたら、変質していた。
酸っぱい臭い。味も酸っぱくなってた。
食べられないはことはなく、実際食べたんだけど(食べたんかい!)、新鮮なヤツとは確実に違ってた。

新鮮なヤツがこんなに容易に変質してしまうということは、逆に加工モノにはなにかしら保存料が入ってるんだろうな…

絞り取ったココナツミルクは、冷凍すれば大丈夫!というカキコを見たような気もするけど、 そうじゃなければ、慌てて使う必要があるようだ。

なので、自分はその日に使いきるようにしてます!
1番ココナツミルクをカレーに、2番ココナツミルクをデザートにというのが定番。

まあ、定番と言っても、かなり気分が乗ったときしかしませんが。